大澤龍司法律事務所 相続問題無料相談ブログ

非嫡出子の相続【Q&A №20】


 関東在住の主婦です。昨年父が亡くなり、相続問題で悩んでおります。
 私は非嫡出子で認知されています。父が死亡して数ヵ月後に、遺言書と父が死亡した事実を聞かされ、驚きました。
 遺言書は、父がなくなる一年以内に作られたもので、本妻の子供が、家裁の調停を起こしDNA鑑定を望んだため検査をしました。検査の結果、実子であることが判明し裁判は終了しました。
 遺留分の請求も出してあるのですが、遺産は支払われず、話し合いで解決したいの一点張りです。遺産の内容も不確かなので、弁護士事務所に依頼したいと考えています。
 こちらのHPを拝見し、大変誠実な取り組みに救われる思いがしました。ぜひ、関東在住の非嫡出子の相続に詳しい、信頼できる弁護士事務所をご紹介いただけますでしょうか。
 お手数ですが、よろしくお願いいたします。

記載内容  非嫡出子 遺産調査 弁護士を探す

(R)

(この回答は平成25年9月4日に出た最高裁の判例に基づき、それまでの回答内容に変更を加えております)
【残念ながら、弁護士の紹介はできません】
当事務所は大阪にあるため、関東の弁護士の事情には詳しくなく、紹介は困難です。
あなたの住んでいる地域の弁護士会(参照:日本弁護士連合会東京弁護士会)に行き、「相続に強い」弁護士を紹介してもらうのがよいと思います。

【非嫡出子も他の子と同じ割合で相続します・・最高裁の判断が出ました】
 最高裁判所は、非嫡出子の相続分を2分の1とする民法の規定は、遅くとも平成13年7月時点で、憲法14条1項に違反するようになったと判断しました(最大決平成25年9月4日:判例コラム【非嫡出子の相続】)。
 そのため、現在では、非嫡出子は、嫡出子と同じ相続分を得ることができます。
 したがって、あなたには、「非嫡出子の相続に詳しい」弁護士は必要ありません。

【調査能力に高い弁護士が必要です】
 ただ、遺言書があるということですので、お父さんの意思(遺言)能力を調べる力を持った弁護士を選び、遺言書の効力を否定できないかを考えてもらうことが必要です。
 次に、あなたもおわかりのように、お父さんの財産が隠されている可能性が高いケースですので、是非、隠した遺産を探せる弁護士を選びましょう。
 もちろん、交渉能力が高いことも必要不可欠です。

☆ワンポイントアドバイス☆
 一人だけではなく、複数の弁護士に法律相談し、比較して弁護士を選ぶといいでしょう。
 又、無料や弁護士会の法律相談ではなく、弁護士事務所で相談するべきです。事務所の雰囲気、事務員がしっかりした感じの人か、あなたに対する態度が誠実かどうかを判断しましょう(事務員が遺産調査を手伝うことも多いのです)。
 その弁護士が遺産事件を多数手がけているベテラン弁護士であるかどうかを確認することもお忘れないように。

遺留分と全遺産を調べる方法【Q&A №52】


父親が亡くなり、公正証書による遺言が発見されました。
(相続人は、長男を頭に4名の兄弟姉妹です)

 その遺言によりますと、長男を除く3人への相続分を明確にし、それ以外の全ての財産(現金・不動産)を長男1人にとの事でした。そう言った事情で、相続財産総額も不詳です。
 しかし、長男には、その他3人の遺留分を超えた額を相続させるとの内容であることだけは確信しております。
(長男は、即公正証書で父親名義の不動産を自分の名義に登記してしまいました。)

 そのような状況において、相続財産総額を調べ、遺留分を超えた分が長男に相続されている遺言内容であった場合、長男に対して遺留分の不足額を請求できるのでしょうか?
相続財産総額が不詳なのですが、弁護士さんに依頼すれば判明するのでしょうかご教示願います。

記載内容  遺留分減殺請求 遺産調査 弁護士を探す

(ぴーちゃん)


【遺留分減殺請求は早めに】
 お父さんにどんな遺産があったのかを調べた結果、長男の取り分があなたの遺留分を侵害しているなら、遺留分減殺請求ができます。
 ただ、遺留分を侵害されたことを知ったときから1年以内に遺留分減殺請求通知をしないと、時効で減殺請求することができなくなります。
 そのため、侵害している可能性があると思われなら、遺産の調査途中でも、とりあえず遺留分減殺通知だけでもされるといいでしょう。
 なお、この通知が1年以内にされたのかどうかが問題となりますので、通知は内容証明(配達証明付き)郵便でしてください。

【遺産調査について】
 弁護士に依頼すれば総遺産額が判明するのか、という質問についての回答は、依頼する弁護士が相続事件に慣れているかどうかにより結果が異なります。
 相続事件に慣れている経験豊かな弁護士であれば、すぐにお父さんの名義の不動産や預貯金、保険などを調査する手配をします。
 ただ、日本全国の不動産や銀行の調査はできませんので、どこの地域の不動産や金融機関を調べるのか、その絞りこみが重要なポイントになりますので、お父さんがどの金融機関を利用していたのか、又、どこの地域に不動産を持っている可能性があるのかを、あなたから正確に弁護士に伝える必要があります。

 次にお父さんが利用していた金融機関の取引履歴(入出金の状況)が明らかになった場合、この入出金のうち、どの分が生前贈与あるいは相続人が取り込んだ分かの判断するについては、弁護士の豊かな経験が必要な場合が多いです。
 遺産調査のポイントは、どのようにお父さんの遺産を見つけ出すのか、又、金融機関等の生前の引き出した分の中からどれほど的確に生前引き出し分を見つけるかという2点ですので、この点のコツをつかんでいる弁護士に依頼することをお勧めします。

【経験豊かな弁護士をどのように見つけるのか】
 なお、経験豊かな弁護士をどのようにして見つけるのかという点も述べておきましょう。
まず、弁護士と法律相談をして、その回答を参考にして、相続事件に慣れているかどうかを判断する必要があります。
 一人の弁護士に相談しただけではわからない場合には、複数の弁護士に相談し、その中で最も的確な回答をされた弁護士を選択されることをお勧めします。

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