大澤龍司法律事務所 相続問題無料相談ブログ

親の家業は誰が継ぐべきか【Q&A №355】


 相続というか後継ぎや、もし同居が必要な場合、世間では一般的に誰が相応しいのか数々のケースをご存知の先生にお尋ねしたく宜しければお願い致します。

 私の夫の両親は再婚夫婦です。
 現在も自営業をしています。年齢はもうすぐ70歳です。
 義両親の近所には子供が二人、それぞれに家庭を持ち住んでいます。
 私の主人も遠方に、一人娘も遠方に嫁ぎ、もう一人の子供も遠方に家庭があります。

 この通り、五人の子供たちが各々に別分野の職種に就き家庭があります。この場合、世間では一般的に誰かが仕事を退職して地元に戻り自営業を引き継ぎ同居するものなのでしょうか。
 それとも、自営業を閉めることもあり得ますか。
 資格を必要とする自営業です。

 今から違う環境に変わるのは私には自信が無く荷が重いです。
 不思議なことに、義両親も高齢な割に義両親からも兄弟からも全く話が出ません。
 夫は義両親を気遣い気にはしてますが、今の会社で今後も働いて欲しいです。

 私は土壇場で同居や後継ぎの話が出た場合、判断しかねる所で私に押し付けられそうで不安です。
 自信が無いのに、主人だけの自信で見切り発進する勇気は私にはありません。義両親、特に義母の気持ちが読めないので常識的にはどうなのかアドバイスお願い致します。

記載内容  家業 個人事業 承継

(ビタミン)


【承継させたいという気持ちがあり、かつ承継する人がいることが必要】
 今回の問題は法律相談ではありませんが、相続に関連するものとして回答します。
 「世間では一般的に、誰かが仕事を退職して地元に戻り、自営業を引き継ぎ同居するものなのでしょうか。それとも、自営業を閉めることもあり得ますか。」ということですが、まず、お父さんが事業を継続させたいと考えているのかどうかが問題になります。
 次に、仮にお父さんが事業を継続させたいと言っても、引き継ぐ人がいない場合には、事業承継をさせることができません。
 要するに、お父さんに事業承継させたいという意思があって、かつ事業承継をしてもよいという人がいない限り、事業承継はできないということです。

【お父さんの心の中は・・】
 まず、お父さんの気持ちから考えていきましょう。
 年齢が70歳ということですが、それくらいの年齢になれば、自分のしている事業の将来をどうするかを考える時期です。
 事業を承継させたい気持ちを持っているのであれば、これまでに、子供らに対して、《事業をするのに必要な資格を取ってほしい》とか《仕事を手伝ってくれないか》という何らかのシグナルがお父さんから子供らに出ているはずです。
 それが全くないということであれば、お父さんとしては事業承継をあきらめている可能性が高いのだろうと思います。

【今、するべきことは・・】
 事業承継をしない場合には、事業閉鎖に向けての作業が必要となります。
 ある日突然お父さんが倒れてしまったら、事業を終了させるために、子供たちがやむを得ず、慣れない事業を終了させるための作業をしなければならないことが想定されます。
 そのため、まず、お父さんに《事業を続けるのか、辞めるのか》と、その意思を確認する必要があるでしょう。
 又、事業をやめるのであれば、《やめるために必要な作業をどのような形でするのか》も確認されるといいでしょう。

【お父さんに確認する前に・・・】
 お父さんが事業をどうするかを確認するのは、あなたのご主人からです。
 ただ、その前にあなたがご主人の事業承継に絶対反対であることを話して、ご主人に納得をしてもらう必要があります。
 事業承継について聞いた際、お父さんから《ご主人に承継してくれないか》と頼まれることがあるかもしれないからです。
 そのため、まず、あなたの気持ちをご主人に十分に理解してもらい、お父さん夫婦がどう言っても、ご主人が事業承継しないというところまで気持ちを固められたという確信が持てたら、お父さんの気持ちを確認してもらうといいでしょう。

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