大澤龍司法律事務所 相続問題無料相談ブログ

相続税を軽減する工夫【Q&A №111】


 13年前に亡くなった父の名義のままのマンションに母と妹が住んでいましたが、母が昨年の12月に亡くなりそのマンションの相続という問題にどうしたらいいのか困っています。
 母には養子に出した子供がいて、その方は遺産放棄をしてくれます。そして私と妹2人計4人の子供がいるのです。
 私は結婚しています。妹2人は独身です。
 相続税がどれくらいになるのか心配で、妹たちは母と3人で協力しあって生活してきたので、お金もなく悩んでいます。
 とりあえず、住んでいるマンションの名義は変えなくてはいけないと思いますが、妹1人の名義にするのがいいのか、姉妹3人の名義にするのがいいのか、なるべく相続税がかからない方法を教えてください。
 マンションは1600万円ぐらいで売れるそうです。

記載内容  遺産分割協議 相続放棄 登記名義

(ケイ)


【相続税の支払いが必要なのは・・】
 遺産の相続をしても、少額なら相続税の支払いは不要です。
 相続税には基礎控除分があり、この額を超える場合に相続税の支払いが必要となります。
 具体的に言えば、基礎控除額は次の計算式で算定されます。
 基礎控除額=《5000万円+1000万円×法定相続人の人数》

【あなたの場合の基礎控除額】
 あなたの基礎控除額は次の計算による9000万円です。
 基礎控除額=《5000万円+1000万円×4人》=9000万円

【相続税の支払いは不要では・・】
 もし、お母さんの遺産が1600万円相当のマンションだけであれば、相続税は課税されません。
 仮に他の財産があっても、総額が9000万円を超えないと相続税の支払いは不要です。

【誰が分割するかによって、相続税額が異なるか】
 マンションを妹さん1人の名義にするか、姉妹3人の名義にするのかで相続税が変わることはありません。
 参考までに言えば、配偶者の場合には遺産の半分までは相続税がかからないようになっていますが、子にはこのような控除はありません。

 なお、当事務所はあくまで法律事務所ですので、具体的な申告等のご相談については税理士にお尋ね下さい。

亡くなった叔父名義の土地家屋は叔母のものか【Q&A №97】


 死亡した叔母の土地家屋がすでに死亡している叔父の所有のままで叔母は納税管理人として固定資産税等を払い続けてきた場合、この土地家屋は叔母の財産として相続できるか?

記載内容  登記名義 相続分 相続人

(かずお)


【叔父さんと叔母さんは夫婦?】
 あなたの叔父さんと叔母さんとが戸籍上、正式な夫婦であることを前提として回答します。

【叔母さんが単独で全部を取得するのはごくまれです】
 死亡した叔父さん名義の不動産はその相続人が相続し、所有権を取得します。
 登記名義が叔父さんのままでも、相続により所有権は相続人に移転します。
 妻であった叔母さんは常に相続人になりますが、原則として他の相続人と共有で相続します。
 共有の割合は、子供がおれば、叔母さんは2分の1です。
 子供がおらず、叔父さんの両親のいずれかでも生きているなら、叔母さんは3分の2を取得します。
 子供も両親もいないが、叔父さんの兄弟がいるという場合なら、相続分は4分の3です。
 なお、子供も両親も、兄弟もいない場合には、叔母さんが全部を取得します。

【固定資産税を支払っても、相続分が増えるわけではない】
 叔母さんが固定資産税全部を支払ってきたとしても、叔母さんの相続分が増えるわけではありません。
 他の相続人がいる場合に、何年たっても、既に述べた割合で不動産を相続するだけですので、叔母さんが死亡した場合には、質問の不動産については、その割合でしか叔母さんの遺産がないということになります。

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