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白紙の書類にしたサインは有効か【Q&A №193】


 相続譲渡証書

 白紙用紙に、サイン捺印をした。その後こういう証書担っていた。兄弟も皆同じ手で書かされしまった。どうしたら良いでしょうか。

記載内容  白紙委任 実印 相続分の譲渡

(とらさん)


【白紙に署名捺印した書類の有効性は・・】
 白紙に署名・捺印したからといっても、そのことだけで有効・無効が決定されるわけではありません。
 白紙に署名捺印する段階で、お兄さんからどのような説明があったのでしょうか。
 又、あなたはなぜ、白紙に署名したのでしょうか。
 署名・捺印をした当時の事情が問題となり、その内容によって、白紙で、後に書き込みされた書面の有効・無効が決まってきます。

【どんな説明があったのか?】
 今回の質問のケースでは、相続分譲渡ということですので、おそらく実印を押し、印鑑証明も添付しているものと思われます。
 おそらく、お兄さんから説明もあったでしょう。
 あなたがちゃんと説明を受けておられ、その説明を納得していた場合、その説明のとおりの内容の書面が作成されていたのであれば、その書面は有効だということになります。
 しかし、その説明が嘘であったというのであれば、詐欺等で取り消しができる可能性も考えられます。

【騙されたというのなら、その証明はあなたがしなければならない】
 今回の質問では、まず、あなたが白紙にサインしたという点を証明する必要があります。
 後で書き込まれた内容が手書きであれば、白紙であったことが簡単に証明できるとお考えかもしれませんが、残念ながらそうではありません。
 お兄さんが内容を先に手書きをしており、それにあなたが署名捺印したのだと主張することも想定しておく必要があるでしょう。
 いずれにせよ、今回の質問も訴訟になる可能性が高いように思われます(192の質問もご参照ください)。
 法律の専門家である弁護士に詳しく事情を説明し、アドバイスを受けられることをお勧めします。

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