大澤龍司法律事務所 相続問題無料相談ブログ

死亡直前直後の預金引き出しを止めるには【Q&A №18】


父が6/23朝方未明に亡くなりました。
継母から先月残高証明 A銀行110万円、B銀行142万円、C銀行21万円だったと電話がきました。
証券会社は、本社の東京じゃないと出せないから、まだ掛ると・・・妹が書類を揃えて銀行へ聞くと、6/23にA銀880万円、B銀520万円送金されていて残高証明は送金後の物で、証券会社は、今継母が360万円引き出し手続き中!止めますか?と聞かれました。
家も勝手にリフォームしたようです。去年証券処分して480万円」父から頂いたと叔母に話していたけど、私達子供には何も言いません。これから分割協議です。アドバイスをお願い致します。

記載内容  預金の凍結 生前贈与 不当利得

(まみまみ)


1.これ以上の引出をストップしましょう。
お父さんが亡くなったことを知らせていない金融機関があれば、早急に連絡して継母による出金を防ぎましょう。
金融機関は死亡をいう事実を知れば、その後は、相続人全員の同意がないかぎり、預金の払戻しをストップします。証券会社から継母が360万円の引出の手配をしているようですので、この引出手続を止めるように依頼しましょう。

2.遺産分割の対象となる財産
 相続財産となるのは、原則として、被相続人であるお父さんが亡くなったときに存在した財産ですので、お父さんが亡くなった日の預金や株式などの残高が前提です。
 ただ、お父さんの承諾なく、勝手に引き出した預金については、その預金額の返還を求める権利がありますので、A銀の880万円、B銀の520万円送金分も、遺産の内容にいれて分割協議の対象にすることができます。

3.家のリフォームと過去の贈与分について
 家を勝手にリフォームした点については、その費用分を返還せよというのは難しいです。遺産として残された家の価値が上がっているのでしょうから、その家の価額を高く評価することで処理することになるでしょう。
 次に、「継母が証券処分をしてお父さんからもらった」という480万円ですが、継母の話ではお父さんからの贈与になります。しかし、お父さんが贈与するはずはないような事情があれば、これについても継母が勝手に引き出したとして、この返還請求する権利も遺産分割の対象にすることが可能です。

☆ワンポイントアドバイス☆
 継母は嘘をついて預金を引き出すような人ですから、お父さんがなくなる前に、現在判明している以外にも、預貯金を引き出して自分のものにしていた可能性があります。
 そのため、お父さんが取引をしていた可能性のある金融機関や証券会社等に連絡して、死亡日以前の取引履歴も取寄せする必要があります。
 新たな遺産や生前の引き出し分が判明することもありますので、是非、遺産分割協議を行う前に取寄せの手配をされることをお勧めします。

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