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相続放棄はいつから数えて3か月【Q&A №455】


【質問のまとめ】
「相続の開始があったことを知った時から三箇月以内」の「知った時」とは、いつですか?
戸籍謄本類は、それぞれの相続人が各自揃えて提出すべきですか?

記載内容  借金 起算日 3ヶ月

【ご質問内容】
 「相続の開始を知ったとき(日)」がいつに当たるのかがわかりません。
 最初に銀行からの手紙が来ました。
 亡くなった叔父の件で重要な案内があると、書かれていました。
 詐欺かなにかと思い、銀行へは電話せず、叔父の家族へ問い合わせました。
 それはもう済んだことだから放っておいていいと言われました。
 しかし、翌日になって直ぐに相続放棄の手続きをしてくれと言われました。
 このときに、初めて叔父に借金があり、叔父の家族は全員相続放棄をしていたことを知りました。
 1週間後に銀行へ電話をして、叔父の借金の額と、相続人である私に返済して欲しいと言われました。
 この場合、叔父の家族が相続放棄をしたと知った日なのか、それとも銀行の手紙が届いた日なのか、どちらになるのでしょうか?
 また、戸籍謄本類のことなのですが、同順位の相続人が先に提出していた場合でも、各自が揃えて提出した方がいいのですか?

(はちわれ)


【相続の開始を知ったときとは】
 相続放棄については相続開始を知って3ケ月以内家庭裁判所に放棄の申し出をする必要があります。
 第一順位の法定相続人の場合には、被相続人が死亡した日(正確に言えば、被相続人の死亡を知った日)が起算日になります(なお、初日を算入しないことになっていますので、例えば1月1日に相続の開始を知った場合には、4月1日が期限になります)。
 次に先順位の相続人が相続放棄をした場合には、その相続放棄があったために、あなたが相続人となったことを知ったときが起算日になります。
 銀行から手紙が来たとしても、その内容が「叔父の件で重要な案内がある」というだけでは、あなたが相続人になっていることは読み取れませんので、その手紙が来た日は起算日になりません。
 あなたが叔父の家族の全員が相続放棄をしたことを知ったという時点までいくと、あなたが相続人になったことが判明しますのでこの日が起算日になります。

【提出通数について】
 家裁に相続放棄の申立をする場合には、あなたと死亡された被相続人との間に相続関係があることを証明する書類(戸籍謄本や除籍謄本)の提出が必要です。
 提出通数ですが、違う時期に放棄をする場合にはその都度、戸籍等の謄本の提出が必要になります
 同時に一緒に申し立てをするのであれば一通で足りますが、同順位の相続人であっても、別々に申し立てるのであれば、通常は、それぞれの方が戸籍謄本類を提出する必要があります。

(弁護士 大澤龍司)

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