大澤龍司法律事務所 相続問題無料相談ブログ

父の遺産遺留分について【Q&A №637】

 

【質問の要旨】

夫が借りたお金が遺留分に影響するか

記載内容  遺留分 自己破産 借りた 

【ご質問内容】

実父が生前に夫が父に自己破産時に借りたお金は私の遺留分から引かれるのでしょうか?

(ナナ)

 ※敬称略とさせていただきます。

【父が夫に貸した金銭の扱い】

  被相続人があなたの夫に貸した金銭は、父の夫に対する貸金であり、貸金債権として遺産に含まれます。

そのため、当然、遺留分減殺請求をする際の基礎財産に含まれます。

【遺留分減殺との関係について】

 今回の質問では、遺留分が問題となっていますので、遺言書等で特定の人に多額の財産がいくようなケースなのでしょう。

もし、あなたが遺留分減殺請求をする側であれば、父から夫への債権も含んだうえで、遺留分額を計算するといいでしょう。

【あなたが遺留分請求するとき、夫の借金で相殺されることはない】

他の相続人(例えば兄とします)が父からの遺産を全部相続するケースで言えば、あなたは遺留分額を兄からもらうことができます。

この際、権利関係を整理すると次のようになります。

・あなたは兄に対して遺留分を請求できます。

・兄は夫へ貸金請求ができます。

夫とあなたとは夫婦という関係であっても、借金などの債権関係では、まったく別人として扱われます。

夫が借金をしていても、法的にはあなたがその借金を支払う義務はありません。

そのため、兄が、夫への貸金があることを理由にあなたへの遺留分を減額しようとするなら、《その貸金は夫に請求するべきものであって、遺留分の減額事由にはならないし、相殺もできない》といって、遺留分全額をもらうといいでしょう。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


あなたは

番目の来場者です

質問する

当ブログでは、相続に関するご質問に弁護士がお答えします。ベテラン弁護士の長年にわたる経験に基づく回答です。無料・匿名でご質問いただけますのでお気軽にご利用下さい。

事務所での有料相談はこちら

直接、お聞きして、的確に回答します。今、何が問題で、どう解決すべきかをわかりやすく説明します。

最近の相続ブログ

アーカイブ

カテゴリー

大澤龍司法律事務所

〒530-0047
大阪市北区西天満4-3-25
梅田プラザビル別館7階A703号

お気軽にご相談ください!(電話要予約)
お気軽にご相談ください!(電話要予約)
FAX:06-6361-6043 メールでのお問い合わせはこちら 月〜金曜日(祝日を除く)
    • 大阪メトロ堺筋線・谷町線「南森町」駅
      ...徒歩約7分
    • 大阪メトロ堺筋線・京阪電車「北浜」駅
      ...徒歩約10分
    • 大阪メトロ御堂筋線・京阪電車「淀屋橋」駅
      ...徒歩約15分
事務所ブログ 大原訴訟ホームページ

ページの先頭へ