(産経ニュースから 2011.10.24)
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111024/chb11102419510001-n1.htm
(記事の概略)
千葉県松戸市で、競技用の自転車「ピスト自転車」の危険性を確かめる実験が行われた。その結果、ブレーキが付いていないピスト自転車は、停止するまでに一般的な自転車と比べて3倍の距離が必要であることがわかった。東京都内などでは、すでに警察が道路交通法違反として摘発した例もある。
(所内の雑感)
事務員「自転車でも道路交通法違反になるのですね。どんな違反なのでしょうか」
弁護士A「競技用に作られたブレーキのないピスト自転車は、いわゆる整備不良になるんだよ。記事にある実験では、元国体選手が試してもこれだけ長い距離が必要だったのだから、一般の人だともっと長い距離を進んでしまうかもしれないね。」
弁護士C「ピスト自転車は、ペダルと後輪が一体化しているから、自力でペダルを踏ん張って止めるしかないですもんね。前に聞いた話だと、お店で買った後にブレーキを外す人もいるとか。さすがに道路では危ないですよ。」
弁護士B「そういえば、自転車は自動車のような青キップ、つまり反則金の制度がないので、一度捕まると、前科がつく罰金になることもあるんですよ。」
事務員「罰金!自転車でそんな大ごとになることがあるんですか。」
弁護士A「昔は今ほど自転車事故が問題ではなかったからね。これからは、自転車にもそれなりの規制が必要になってくるだろうね。」
(H)