余呉湖・・冬の初めを感じさせる陰鬱な湖
(2017.11.11旅行)
余呉湖についたのは午後4時過ぎころでした。
天候は晴れたり、曇ったり。
風が強かったこともあり、湖面には波が立っておりました。
走っている人の他には数人が歩いていただけでした。
静寂というより、陰気を通り越して陰鬱ともいえる景色でした。
湖面に移る鮮やかな紅葉は少なく、
わずかに数本だけがまだ紅色をとどめていました。
ここではもう冬が始まっています。
昔、亡くなった妻と冬に来たことがあります。
その時は一面の雪でした。
《余呉湖 国民宿舎》に泊まりましたが、
今は閉鎖されており、その場所も明らかではありません。
陰鬱と書きましたが、それはそれで心に残る風景であり、
決して嫌いではありません。
今度はここだけをゆっくり歩きたいです。
季節は、もちろん今の冬の初め、そう陰鬱な時期に。