今年の秋⑤ 上賀茂神社への道-その4-
これを借景というべきか
(2017.10.25 京都散策)
社家の家自体はそれほど見るべきものはなかった。
庭が面白かった。
座敷に座ってみると、左右に高い樹木があり、
中央が低木である。
そのため、庭の中央が開け、そこから山が見えている。
借景という言葉がある。
遠くの山や景色を庭園の重要な一部として取り込むことを言う。
この庭では山は少ししか見えず、到底、借景というようなものではない。
それでも座敷から山が見えるのはなんともうれしい。
(弁護士 大澤龍司)