(2018.5.5)
看板から15分ほど歩いたところに小川がある。
この川を上流の方に遡っていけば、好田先生の別荘のある学者村に行きつく。
昨年はこのあたりまで、解け残った雪があった。
今年は雪のかけらなど、どこにもない。
イモリ池の桜も既に散っていた。
わずかに花期の遅い八重桜だけが咲き残っていた。
昨年、好田先生の別荘の付近にはフキノトウが道や空き地にいっぱい芽を出していた(過去記事リンク:水清く、風爽やか:妙高高原の5月)が、今年は見渡しても、どこにもそのようなもっこりしたこけし植物はなかった。
朝、いもり池まで乗るときに乗車したバスは《燕温泉》経由だったが、昨年はあんなにも積もり、歩くにも困難を感じた雪(過去記事リンク:燕温泉:春の雪原を行く)は、その温泉でもほとんど見かけなかった。
雪の解ける時期が毎年、違うということを実感した。
雪解け水ではなく、前日に降った雨の水だろう
快適な道が続く
(弁護士 大澤龍司)