自宅は枚方市なので、京阪電車で通勤している。
毎日、北浜の駅で乗り降りし、
通称ライオン橋を渡って事務所までくる。
今年の暑中見舞いに次のような文章を記載した。
「北浜駅の26番出口から階段を上がると、
ライオン像のあるなにわ橋のたもとに出る。
橋の下は大川が流れ、上には空が広がっている。
前方にはビル群があり、橋上で人と行きかう。
話題は変わるが、ある学者の話では、
私たちが吸い込む息の中には
ローマの英雄シーザーの体を構成していた分子が数個、含まれているとか。
ここ、数年、親しい人が相次ぎ、亡くなった。
地下から出た橋の上で、
ホッとして吸い込む息の中には、
これらの人達の分子もあるのかしら・・」
いつもライオン橋を渡るとき、
東から西まで、首を回して、空を見上げている。
《今日は快晴だな、今日は雲が多いなぁ・・》
本日の朝、ライオン橋から空を見上げた。
うろこ雲が広がり、秋の空という感じがする。
さて、今日は亡くなった素敵な人の分子、
どれだけ吸い込んだかしら。