今年の夏(平成30年)は本当に暑く、気温35度を超える日が続いた。
葛城山へ行った日(8月11日)も、テレビによると、大阪と奈良の最高気温は同じく36度であった。
葛城駅でバス待ちをしているときも蒸し風呂のような暑さだった。
ロープウェイの葛城山頂駅に着いたとき、温度計があり、見るとなんと24度であった。
温度差は実に12度。
標高差100メートルで0.6度、気温が下がると言われている。
葛城山は959メートルだから、単純に計算すると、海抜ゼロ地点と比較すると、山頂の方が約6度、気温が低いことになる。
それ以上に温度差があるのは、山頂がブナなどの林に覆われていることや、当日、道が濡れており、おそらく雨が降って気温を下げたからのようだ。
それにしてもこの温度差、本当にありがたい。
避暑の値打ちがある。
山頂駅から歩いて約10分で国民宿舎についた。
最近の国民宿舎は結構、豪華な感じのも多いが、ここの部屋は民宿のような感じだった。あるいはよく言えば山小屋風というべきか。
驚いたのはエアコンがなく、扇風機が置かれていることだ。
気温が24度程度なら、扇風機を使わないでもいいだろう。
冬はおそらく石油ストーブを部屋に持ち込むのだろう。
夜、部屋の電気を消して寝ようとしたとき、
窓のカーテンを閉めていないことに気づいた。
立ち上がって窓に近づいたとき
窓の外におそらく御所市の市街であろうか、
夜景が広がっていた。
両側を山の峰があるためにU形に切り取られてはいたが、
明かりを消して初めて気づいた、ささやかな贈り物だった。

なんと24度だった。

わりと新しいロープウェイだった。