事務所ブログ

てくてく旅行記

窓の外には蒜山三座の雄姿が

 

宿の部屋は212号室だった。

廊下の山側にしか部屋はなかったので、全館で山が見える。

海が見えるのをオ―シャンビューというなら、ここは全部屋がマウンテンビューである。

持参した2万5000分の1の地図を見ると、中央の山塊の、窓から眺めて左手、方向からいえば西の山頂が上蒜山(標高1159m)、次のとんがった山頂が中蒜山(同1123m)だ。     

下蒜山(標高1100m)で、写真では、中蒜山の右側の斜面にちょこんと顔をのぞかせているが、おわかりだろうか。

宿のフロントで聞いたところ、各山の頂上まではおよそ約2時間ぐらいかかり、2座を登れば約5時間、3座を縦走すると約8時間かかるということだった。

問題はどこの山から登るかだが、地図上では、上蒜山の方は登山口からの等高線がかなり狭く、傾斜がきついそうだった。

これに対して、下蒜山は、少なくとも最初の上りはやや等高線の幅が広く、傾斜はゆるやかのようだ。

実は今回の登山するには少し不安があった。

そこそこ、いやそれは正確ではないなぁ、かなり歳をとったせいか、最近、歩くのが遅くなったような気がする。

通勤の際には、いつも前を歩く人を追い抜いていたのに、最近は後ろにいた人がいつのまにか前にいることも多くなった。

果たして、山頂まで登れるか、ましてや二座も、まして三座の縦走など果たしてできるものか。

そこで、はじめは、最初の傾斜が緩やかそうな下蒜山から登り、余力があれば中蒜山まで足を延ばすこととしよう。

体力が続き、時間があれば上蒜山までも。

1週間前の天気予想では3日間は曇りか雨で心配していたが、幸いにして、今、部屋から見る蒜山三座は晴れており、天気報でもなんとか明日は晴れそうだ。

ともかく、明日はがんばろう。

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