下りの道をゆっくりと30分程度は歩いただろうか。
川にたどりついた。
水の流れているのは約5メートル、
浅い川だった。
川原に下りる道が見つからず、
土手を下流の方に下って行った。
途中、ジョギングをしている人、
犬の散歩をしている人の2名に出会った。
いずれも女性だったが、
軽く会釈をするぐらいで通り過ぎて行った。
川原に下りる道を見つけて
流れに近づいた。
石はみんな同じような丸っこい石である。
火山性の石(安山岩?)で形がおもしろいわけではなく、
又、色がきれいわけでもない。
ただ、せっかく来たのだからと
2つを選んで、持ち帰った。
宿の部屋でゆっくりと眺めてみた。
平凡だけど、それはそれで素朴な持ち味がある。
《蒜山》の石ということで、自宅の庭に埋めておこう。