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つれづれに一言

建礼門院、ただ一人残されて

建礼門院は平清盛の娘。

高倉天皇の后となり、生んだ子が安徳天皇。

幸せいっぱいの人生だった。

ただ、高倉天皇は若くして死んだ。

父清盛が死んだ後、平家は壇ノ浦の戦いで滅亡した。

彼女の生母も、安徳天皇も海に飛び込み、

唯一、建礼門院だけが生き残った。

配偶者の死亡は人生最大のストレスというが、併せて母も、子も死ぬ、一族もほぼ全滅、それはどれほどの悲しみであったろうか。

権力と権威の一番上にあって、その後、全ての係累を失ったという、それは地獄の苦しみであったろう。

そんな人生を、自殺もせず、ここ大原の寂光院でその後を生きぬいた。

さすがは清盛の血を引いた娘、すごいなぁ・・・

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