(外部リンク)園児引渡と死亡 教訓は
今日で東日本大震災から8年。
このインタビューを受けた園長先生は教育者として非常に重い責任を負っておられます。
でも、こんな教育者がいらっしゃる日本はまだまだ捨てたものではない気がします。
普段からの対策がいかに大事か、思い出させてくれる記事です。
記事によれば普段から避難訓練などを綿密に行われていたようで、園長先生の重い責任感が伝わってきます。
子どもを預かる責任はとても重い。東日本大震災のような大災害でなくとも万が一のことがあれば親や家族、友達など多数の人を悲しませることになります。
私も毎年、震災の日には家族で話し合っていることがいくつかあります。
(災害時の行動)
・私が仕事中に通信が途絶えた場合に駆け込む避難所の確認
・避難所に行った際には自分の状況や居場所を伝言板に書き込むこと
(停電や断水時の対策)
・普段から飲料水を数本は購入し、普段から水を消費し買い替える方法で保存
・電池式のランタンを普段から複数使用し、停電時の灯りに困らないようにする
・カセットコンロで数日はお湯を沸かせる設備を用意し、普段から家族で鍋をする
・災害用トイレを用意しておく。
・災害用セットをリュックに詰めておく
まだまだ解決していない課題はありますが、毎年いくつかある災害が起きた日に少しずつ追加していきたいと思っています。
ちなみに、今年は大地震が起きた場合に津波を避けられる近所の避難先が変更になったので、移動に要する距離を確認しておこうと思います。
今日で東日本大震災から8年。
このインタビューを受けた園長先生は教育者として非常に重い責任を負っておられます。
でも、こんな教育者がいらっしゃるからこそ、日本もまだまだ捨てたものではない気がします。
普段からの対策がいかに大事か、思い出させてくれました。
地震や台風の場合、なにせ相手は地球です。どんな災害がいつ起こるのかわかりません。避難対策の正解を見つけることは極めて難しいでしょう。それでもこの園長先生のように自問自答をしながら追及していくしかないのかもしれません。
今回はまったく弁護士らしくない内容ですが、みなさま参考になることが一つでもあれば幸いです。
(弁護士 北野英彦)