タイトルを見ると、まるで青春小説みたいだが、そうではない。
ひょっとすると官能小説と勘繰る人もいるかもしれないが、
太陽の下では、もだえるのもむずかしいのではないか。
実は、誰でも知っている書物の中から、その一部をとったものだ。
どんな本か、お分かりだろうか?
もし、わかるとすると、その人と是非、話がしたい。
きっと、楽しい話ができるに違いない。
さて、過去のブログでBabies Blue Eyes(赤ちゃんの青い眼)という名を持つ花――ネモフィラのことを書いた(過去ブログ:「この春の日に。何百もある、赤ちゃんの青い目に見つめられて」 )。
昨年、ホームセンターで買った種を撒いた。
芥子粒よりも小さい種なので、湿らせたつまようじに一粒ずつくっつけて撒いた。
100本以上も発芽し、植える場所がなく、困ったという話だった。
1年が経過し、再び春がきたが、この花がどうなったのかという話だ。
佐藤さんという友人が来て、我が家の庭の草抜きをしてくれた。
そのとき、ネモフィラの話になり、《種をとって、来年、撒きたいな・・》といったところ、《種ができないのでは・・》と佐藤さんが言った。
たしかに園芸業者としては毎年、種を買ってもらうために
種のできないように花に処理をしている可能性もある。
しかし、この花は小さく、しかも多数の種をつけるのに、そのような処理して果たしてコスト的に見合うだろうか。
発芽して花が咲くのか、咲かないのか?
ネモフィラ、まさに赤ちゃんの青い眼である
結果として、今年もネモフィラの花は咲いた。
数は10数本ぐらいだから、昨年の10分の1程度である。
種を取らなかったし、庭もかなり掘り返したので、雨に流されたり、土中に深く埋め込まれたりしただろうから、発芽率としてはまぁ、まぁ悪くない。
やはり発芽の処理はしてなかったのだろう。
突然、出現した白いネモフィラ
本来は、青色の花であるのに、その中に1本、白い花があった。
去年は見かけなかったと思うが、あるいは花が多すぎて見逃したのかもしれないし、ひょっとすると突然変異かもしれない。
それにしても他の花がBabies Blue Eyes なら、この花はさしずめBabies White Eyesということにもなろうか。
しかしそれなら、赤ちゃんの白い眼とはどういう意味になろうか?
怒って白眼をむいているということだろうか。
この白い花、大事に育てみよう。
来年、咲けば、又、報告をする。
(弁護士 大澤龍司)