額田王の終焉の地と云われることもある粟原寺跡を後にして、行きとは違う道で坂を下りだしたときだ。
寺跡の直ぐ下に神社があり、その下には道に沿って民家がある。
民家の前には小川が流れている。
その小川の中にある岩の上にピンク色の花が咲いていた。
よく見ると桜草だ。
流れの真ん中にポツンと一輪。
雨が降るときには流れが激しいだろうに。
流されもせず、なぜ、こんなところに、
額田王に捧げる一輪の花であろうか。
少しわかりにくいかもしれないが、
写真の中央やや右下のピンクの岩
その真ん中にポツンと一輪。
どう見ても桜草のように見える。
額田王に捧げる花であろうか。
毎年、この時期に咲くのであろうか。