てくてく旅行記
智恵子の生まれた故郷を歩く⑦
《ここの庭は立派だな》
道路の反対側に和風の庭がある。
築山があり、松やさつきなどが植えられている。
庭石も所々にきれいに配置されている。
手前に池があり、石橋の下を錦鯉が泳いでいる。
植木職人が5人、庭の手入れをしていた。
きれいに手入れをされた立派な庭だった。
係りの人に聞いてみた。
《この庭は昔のままなんですか?》
質問されたことがうれしいのだろう、
笑顔で、壁のパネルを指さした。
《そうです、そこに写真があります》。
智恵子の両親や子ら、約十数人が写っていた。
カラーでないせいか、今ほど鮮やかではないが、
確かに今と同じような庭が写っていた。
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