事務所ブログ

てくてく旅行記

智恵子の生まれた故郷を歩く㉑

 

どれが安達太良山なのか》

石碑のある場所は山の頂上で、周囲の景色がよく見える

西の方には、まだ雪の残った山の連なりがある。

5月の太陽に照らされてきれいだ。

詩の冒頭は《あれが安達太良山》であるが、

さて、頂上がいくつもある。

一体どれが安達太良山なんだろう。

 

安達太良山は現地では《乳首山》といわれているという。

そのことを聞けば、丁度、写真の真ん中にある頂がそれだと分かるだろう。

ただ、乳首と言っても、女のものではなく、男の胸にあるものに形が似ている。

さすれば、《乳首山》は《ちくびやま》などという艶めかしい読み方ではなく、《ちちくびやま》というごつごつした読み方がふさわしいような気がする。

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