あれから50年、再び大山へ③
今回、宿泊したのは国民休暇村《奥大山》で、
建物はどこにでもあるような公共建物風だが、
ホテルの前の芝生が素晴らしかった。
広く、芝もきっちりと刈込みされている。
ところどころに大きな樹木が植えられており、
まるでイギリスの貴族庭園みたいな感じだ。
小さな子がプラスチックのバットでボールを打っている。
こんなところで遊んだというのも一生のいい経験になるだろう。
芝生の尽きたところから山が始まる。
草もある程度刈りこまれている。
その中を、上に向かって2筋ほどの道が伸びている。
あの道をゆっくりと歩いていきたい。
今、吹いているこのゆるやかな風の中で
ここが大山だと感じてみたい。