あれから50年、再び大山へ㉗
この美術館には、大山の見える大きな窓が2つある。
そのうちの一つの窓の前で若い男がポーズをとっており、
それを撮影している人がいた。
そこの窓にはシルクハット(帽子)の絵が貼られている。
これが、遊びごころというか、創作心を刺激するようで、
美術館のHPにもこの前でポーズをとった写真が掲載されている。
たしかに、手を差し出して、
親指と人差し指でシルクハットをつまんだりした写真などおもしろいかもしれない。
この窓の前に立っている人を撮影したが、それだけではちっともおもしろくない。
思い切って、両足の間にひし形の空間を作り、
右手にステッキ(傘でもいいけれども)を持って、窓の帽子に自分の頭を重ねれば、
有名な喜劇人のパロディになるかもしれない。
植田正治の作品だけでなく、その他にもいろいろと遊ばせてくれる。
この美術館、田舎だが、なかなかおもしろい。
もし近くに行くことがあったら、是非、お立ち寄りあれ。