秋の伊豆半島、山と石、海を見て歩く⑦
城ケ崎海岸に行った。
大室山からあふれ出した溶岩が、
海に約20メートルの断崖を作り出したという。
崖と崖を結ぶ橋や灯台もあり、散策路もある。
天気が良ければ、伊豆七島や天城連山が見られるらしい。
しかし、残念なことに
今にも雨が降るかというありさまで、
風も吹いていたので少し寒かった。
海は灰色、青い海を見ることができず、残念だった。
海岸の近くの道路脇に少し大きな石が転がっていた。
ザラザラで小さな凸凹の多い石で、
大きさは4cm×20cm×4cm。
これぞ溶岩!という感じの石だ。
噴火は約4万年前のことらしい。
地学的にはほんの少し昔ということになるだろうが、
それでもこの石を持つと、
手にそれなりの重量が伝わってくる。